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ホテル・ルテシア、いよいよオークションへ

前回の記事で紹介したパリ左岸の顔ともいえるホテル・ルテシアの改装に伴うオークション。

下見会も無事に終了を迎え、会期中は入場を制限するほどの盛況ぶりでした。

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スイートルーム・エッフェルからの眺め

 

Vente aux enchères au Lutetia

さて、今週月曜日から土曜日まではいよいよオークションです。

月曜日

昨日はホテルが抱える美術品や一部の家具、lot n°1のセザールの彫刻からn°152のミハイル・シュミアキンのブロンズ作品までが競りにかかりました。

その他、アルマン(Arman)の作品やGuillaume Piéchaud、Fernando & Humberto Campanaの家具等、主にホテルの60室あるスイートルームに展示されていた美術品や家具が目白押しでした。

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火曜日

火曜日10時からはlot n°153−n°471。

サロン・アーネスト(Salon Ernest)、バビロン(Salon Babylone)、オーヴァル(Salon Ovale)、レカミエ(Salon Récamier)の装飾品や7階客室の備品、ポスターや版画、レストラン”Paris”の備品や什器、そして120本のシャンパンが売りに出ます。

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火曜日14時はlot n°472からlot n°1196。

6階の客室、スイートルーム”パリジャン”の備品、バカラのグラスやカラフ、ルテシアの刻印入りの銀器、食器、カトラリー、調理器具、バスローブ、コンシェルジュやホテル玄関・受付で使用されていた品々、彫刻家Max le Verrierによるアール・デコのランプ、サロン・ポンペイ(Salon Ponpéien)、セーブル(Salon Sèvres)、5階の一部の客室の備品が競りへ。

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maxleverrier.com

 

水曜日

21日(水曜日)10時はlot n°1197−lot n°1492。

5階の他の客室、ホテルのストレージ、シガールーム、4階の一部客室の備品が出品されます。

 

水曜日14時はlot n°1493−lot n°2095。

4階客室、ブラッスリーの装飾、備品、食器、カトラリー、120本のシャンパン、テーブルクロス、ドア、3階の一部客室、サロン・サンジェルマン(Salon Saint Germain)、2階の一部客室の備品が競売へ。

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木曜日

木曜10時はlot n°2096−lot n°2354。

3階の客室、銀器、ベッドカバー。

 

木曜14時lot n°2355−lot n°2962。

2階の客室、正面ホール、大廊下、ホテル外部の装飾品、備品、サロン・ボルゲーズ(Salon Borghèse)、1階の一部客室、120本のシャンパン、サロン・ブシコー(Salon Boucicaut)、ラスパイユ(Salon Raspail)、バスローブ。

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金曜日・土曜日

金曜日10時から14時はlot n°3000−lot n°3712。

ホテルの業務用什器やレストラン用の什器が出品。

 

土曜日10時から14時はホテルのが抱える5000本にも及ぶワインが競売へ。その中には数多くのロマネ・コンティも。

 

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競売は現在も参加登録を受付けています。落札手数料は28.8%(税込み)。日本への発送も可能です。

カタログを覗いてみてください。

 

日時:販売会 5月19日(月)ー25日(土)

会場:ホテル・ルテシア 45 Boulevard Raspail, Paris, 75006, France

オンライン:http://www.drouotlive.com

 

参考: 週末はホテル・ルテシアへ